ヒュウガ・ウイルス
を読みました。
前作(五分後の世界)も非常に良かったので、まあそこまで行かずとも、概ね良好な感じで楽しませていただきました(-人-)ありがとうございました。
ええ!?そこで終わっちゃうのかよっていう感じは確かにありますが、それでもやっぱりなかなかにしてうむうむ。
私は、UGのように、無駄なく最優先事項をはっきりとさせて行動する人が好きですね。
世界観もいいのですが、UGの人種の持つ成果主義的で、合理主義で、柔軟で根底には根強く人情の残る性質が、ものすごく好きなんだと思います。オクヤマは、生物学の世界をまるでファンタジーのようにうっとりと表現するところがあるので、あんまり好きじゃなかったんですが、最後ミツイを呼ぶところはやっぱりぐっと来ましたね。
モノによるのかもしれないし、UGのおかげなのかも知れないけど、やっぱり、この人の文は好きだ、と思いました。わたしはあんまりビロードのような空とか、青を蒼と書いたりとか、そういうのって苦手なんです。(だから鼻の高い人がワインをこねくり回して表現するのも嫌い)常に客観的に、物理的なことをどんどん伝えていくことで、現実に近くなって、やっぱり現実が、一番、人の心を動かすんじゃないかななんてちょっと知ったようなことを思ったりします。ことばがうつくしいって言うのとは、また別の話。
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